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Patina|パティーナとは
FOOD
食のコト 2017.8.8

玄米と白米のちがい理解してる?
健康&美容に玄米が効くワケ

玄米は何がスゴイ?基本をおさらい

空前の健康志向ブームを反映し、ジワジワと広がりをみせている“玄米食”への関心。「ダイエットにオススメ」「美容に効く」「健康に最適」…などと魅力的なメリットが謳われ、玄米のことをよく知らないまま食べ始めたという人も多いのではないでしょうか。

では玄米は何がすごいのか。そもそも玄米とは、収穫した稲から外した籾の籾殻を除いた状態、稲の種のことをいいます。その玄米から、果皮、胚芽、ぬかを削り取ったものが白米になります。ひとことで言い表すと、精米していないお米のことです。つまり玄米は、稲という植物の「果実・種子」なのです。実際、玄米に水をやると芽が出ますよ。(これが噂の発芽玄米ですね)

そして玄米のすごさは、白米が削り取った皮や胚芽、ぬかにあります。これにビタミンやミネラル、食物繊維といった、私たちの消化・代謝を助ける大事な栄養素がたっぷり詰まっています。具体的には、玄米の食物繊維は白米の約6倍、ビタミンEは約12倍、ミネラル分のマグネシウムは約5倍です。

ちなみに、「粕(カス)」という字を右から読むと「白米」になりますよね。白米は玄米からわざわざ栄養素を取り除いた「カス」とのこと。昔の人たちは上手いことを言ったものです。

効率よくたっぷり栄養素が摂れる玄米食

健康やダイエット、美容のために「野菜や果物をたっぷり食べましょう」とよく言われますが、何のために野菜を食べるのでしょう。答えは「ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素」を摂取するためです。

では、なぜ「ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素」といった副栄養素を摂取しなければならないのでしょう。それはカラダの消化・代謝・排泄を助けるために必要な栄養素だからです。

ここからが本題。「野菜や果物をたっぷり食べましょう」という本当の理由は、白米やパン、麺類を主食とする食事の場合、ビタミンやミネラル食物繊維があまり含まれていないため、野菜や果物から補わなければならないからなのです。

例えば白米を主食にする場合、白米自体にはビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素が少ないため、米:野菜:肉(魚・卵)=6:3:1とした食事の時、白米が6だと3割の野菜でしっかりと副栄養素を摂る必要があるのです。

前述のとおり、玄米には副栄養素が豊富に含まれています。ということは、白米を玄米に変えて主食にしてしまえば、簡単に副栄養素をたっぷり摂取できますよね。野菜のおかずを何品も増やす手間も要らず、「主食+栄養素豊富なおかず」を一緒に食べているような食事が実現するわけです。つまり玄米は、効率よく栄養素がとれる、まさしく神レベルのパーフェクトフードなのです。

玄米で健康的に痩せられるのはナゼ?

一番のポイントは、何度も記載している副栄養素「ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素」の影響です。玄米に含まれる豊富な副栄養素が、食べたものをきちんと代謝し、カラダに蓄積された余分なものさえも代謝とともに排出してくれるから。栄養は体内に吸収し、要らないものは外に出してくれるのだから、健康的に痩せていくのは自然の流れですよね。

また、玄米は消化吸収がゆっくり行われるので、腹持ちが良くなり間食が減ったという声もよく聞きます。さらに、玄米を食べ始めると味覚が変わって肉脂や砂糖を以前よりも欲しなくなったという声もあります。これは「玄米食に高脂肪食への誘惑を低下させる作用がある」(※1)という研究もあるとおり、味覚にも良い作用が働いているのではと思います。

ちなみに、玄米と白米のカロリーはほぼ同じです。しかし含まれている栄養素は数倍から十数倍も違います。同カロリーなのに消化・代謝能力が高いということは「玄米は健康的に痩せられる」と言っても過言ではないでしょう。

(※1)「玄米の成分が脂肪分の多い食事への誘惑を軽減することを、琉球大学の益崎裕章教授(内分泌代謝)らがマウスの実験で明らかにした」(2012/7/19読売新聞掲載)

パティーナ編集部

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